チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話(※ネタバレ)
チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話
公開日:2017/3/11
上映時間:121分
監督: 河合 勇人
脚本: 林 民夫
キャスト:広瀬 すず
中条 あやみ
山崎 紘菜
富田 望生
福原 遥
・予告編
"広瀬すず演じる主人公・友永ひかりは、明るく天真爛漫な女の子。福井中央高校に入学した彼女はサッカー部の憧れの男子を応援したいという理由から、軽い気持ちでチアリーダー部に入部してしまいます。
しかし予想以上に厳しい練習に心が折れそうになるひかりですが、チームメイトと支えあいながら毎日鍛錬に励みます。そして最終的にメンバーの中心を務める重要なポジションを担うまでになり、チームを引っ張りながら優勝を目指して進んでいくのです。”
チア☆ダン!!
広瀬すず、真剣佑のちはやふるコンビということで、期待してTOHOシネマズ ららぽーと横浜にて鑑賞してまいりました。
客入りは6割位(高校生が多かった印象)埋まっていたと思います。
いや~自分の隣の席の人を始め、結構感動して泣かれている方が多かったですね!
僕はというと隣で泣いている人を横目に「そんなに泣けるか?」っと思って観ておりました。
いや確かに感動はしましたよ!涙ぐみました!
ただ、私の感動を一気に覚めさせるあるシーンがねっ!!!!!
まあそれはこの後話しますが。
この映画、それ以外にもう~んってシーンが多かったかなと、、、
特に前半!!!広瀬すずと青春サクセス物=ちはやふるの面白さは確約!!と思っていた私は、完全に怒りに満ち溢れました。
前半部分、この手の映画は基本的には部活の始動、メンバー紹介、思っていたより大変で挫折するパターンで進んでいきますが、この映画もその通りに話は進んでいくんです。
構成的に王道を進んでいくんですが、なにか退屈なんです。つまらないんです!!
結論から言うと全ては脚本と監督のせいでしょう!!
くだらないお笑い要素が多すぎです!
綾乃が告白されるシーンとか。この男何者って!!!!
全然男の紹介がないのに結構映画全編においてちょいちょい出で来るのでもう正直鬱陶しいです。
挙句の果てにはラストにパイロットになって登場する始末!「俺、お前に全然感情移入してねーからな!!」って感じでしたよ。
あとですね、広瀬すず演じるひかりが一度部員がバラバラになり立ち上がる理由が、真剣佑演じる孝介がサッカー部に頭を下げて戻るからって!!そんな理由でみんなに再び声を掛けるってどうなのよって思いました!!
ただ、中盤からはスピード感が上がりいっきに良くなっていきます。
そしてラストで私の感動が引いてしまったあるシーン
天海祐希演じる早乙女先生が全米大会の最後舞台で今まで、センターで踊っていた綾乃からひかりに変えるという非情な宣告をします。
これは勝つために仕方ない選択だとは思いながらも綾乃の心情としてはたまらないものでしょう。
しかし綾乃はぐっと堪え受け入れるという感動的なシーンだったのですが!!
この後なんと非情な宣告をした早乙女先生の回想シーンが。っえ!!!まさか!!と思いながら観ていると案の定、早乙女先生の汚名返上とも言える、実は先生も辛いんだよという映像が流れだし私の感動は一気に冷めきってしまいました。
そこは最後まで非情な先生で演出して欲しかった!!
これやったら泣けるでしょ感が前面に出すぎてしまっていたかなと思います。
ただ、良いシーンも沢山ありました。
天海祐希さん!!
なんだかんだハマっていたと思います。
ていうか、この人全然老けないなーと思いながら観ておりました。
早乙女先生のモデルになっている五十嵐顧問が天海祐希さんをご指名しただけあって五十嵐先生本人もそうとう満足したみたいですね!
あとはラストのダンスシーンは本当に素晴らしかったです!!
Ariana Grandeの「PROBLEM」で踊っているところは普通にかっこよかったです!!!
欲を言えばちゃんと全部写して欲しかったですが。
これが実話ということが本当にビックリなのですが、チアダンスの素晴らしさとういうのはとても伝わる映画なので、そういう点では大成功だと思いますし観て損はないと思います!!
以上